私は子供のころ、
引っ込み思案で極度の人間恐怖症。
学校で教室に入れず、いつも先生にうながされてようやく入っていた。
その調子だから学校に行きたくない日もしょっちゅう。
母はいつも穏やかに言った。
「行きたくなければ行かなくていいよ」
と。
「そっか~」と思った。
でもなぜか、私は行った。
遅刻する日も多かった。
高校を卒業し、
働くようになっても母は変わらず言った。
「そんなに働かなくてもいいんじゃない?」
決して裕福な家庭でもないのに。
母は単純に
子供が無理をするのを好まなかったのだ。
世間体などいっさい関係ない人。
「やらなくていい」と言われれば言われるほど
私はどんどん社交的になり、
なにも恐れずチャレンジする冒険者になっていた。
親のエゴは子供にバレる。
親の愛はちゃんと伝わる。
2023年01月31日
学業も就職も自由意志
posted by ヤシオダ ラン at 16:15| 日記
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